リハビリ実習ブログ

リハビリ実習を終えて

長期実習 1期目 南学園 鹿児島医療福祉専門学校
実習の感想~

今回、長期実習で7週間実習生として参加させて頂きました。
初めは不安が大きく、初めて来た地で上手くやっていけるかとても心配でした。

しかし、初日から盛大に職員の皆様やリハビリのスタッフさんに暖かく歓迎して頂き緊張も解けてすごく安心しました。

 実習で一番難しいと思った点は関節可動域を測る際の自分自身のポジションです。
普段から学校で友人と練習はしてはいたのですが、やはり臨床の現場で様々な疾患を持った患者様や身長、体重においても一人一人違うので自分のポジショニングが良くないと正確に測ることが出来ません。
支えるだけで精一杯になってしまい、時間をかけながら少しずつ行っていきました。実際の現場では素早く短時間で行わないといけないので、自分にとっての大きな反省点であり課題点ではないのかなと思っています。

統合と解釈、問題点の抽出、目標設定、リハビリプログラムについて、おそらく学生のほんとんどの人達は壁にぶつかり苦労する所ではないのかなと思います。私は今回、これらを書くときに言葉を文字にするのはとても難しいという点や書き出しの順番、考え方についての難しさを知りました。初めはほとんど理解できていなかったと思います。しかし、私の指導者さんが忙しい中丁寧に1対1で時間をかけて教えてくださり、分からない所は質問をして勉強をしました。とても優しく正確に教えて頂いたおかげで、何を考え何を書く必要があるかという点が分かるようになりとても勉強になりました。。

また、リハスタッフ内での勉強会や指導者の方との勉強会をすることで様々なことを学習することができ、大変良い経験になりました。

実習をしていて楽しいなと感じた所は、初日から評価や通リハ、外来の方など患者さんを指導者の方の指導の元、介入することができたことです。自分が勉強してきた事に加え、初めて知る事や経験する事が沢山あったので、とても楽しかったです。

今後、理学療法士を目指す上では患者様の体には必ず触れる必要があり、その中で今回の実習では、初日から患者様に触れることができ、力加減や触り方を教えて頂き勉強することができたので、その点においても早い段階から経験ができてとても楽しい、と感じました!
また疾患の症状や患者様からの訴えを聞きてそれをじっくり繋げながら考察する点も楽しかったです!

今回、私が担当した患者様は腰部脊柱管狭窄症を患った方で、最初は歩行車なしでは歩くのもままならない状態から最終的に杖歩行自立に加え独歩に関してもほぼ自立レベルまで回復することができ、リハビリの凄さ、大切さを知ることができました。

それに加えて統合と解釈がリハビリにとても関わる一番大切な部分だという点にも気づくことできました。この大切さに気づけたのも今回の実習で様々なことを教えて頂いた指導者さんやリハビリを頑張ってその成果を出してくれた患者様のおかげだと思います。

本当に良い経験ができました。ありがとうございます。
また今回の実習で関わってくださった笠利病院職員の皆様に心より感謝申し上げます。