リハビリ実習ブログ
奄美大島での思い出
僕は熊本県の九州看護福祉大学より、リハビリの実習生として笠利病院に来ました。
奄美大島に来るのも初めてで、一人暮らしの経験もない状態で不安でいっぱいでした。
ですがしだいに、もっとこの病院で勉強したい、帰りたくない、と思うようになりました。
そんな笠利病院での実習と、奄美大島で過ごしたことについてお話ししたいと思います。
笠利病院は、奄美大島の笠利地区で唯一の総合病院です。
患者さんと話していると、住民の方々から愛されている病院だなと感じました。
職員の方々も積極的に話しかけてくださり、おかげで1週間もしないうちに慣れることが出来ました。
実習の内容としては、外来や病棟、通所リハにて検査をしたり、一緒に運動をします。
この検査が難しく、今まで何度も練習してきたはずなのに、患者さんの前では緊張してうまくできなくなってしまいました。
緊張が患者さんに伝わったのか、患者さんの方から「頑張ってね~」「ありがとう」「お世話になりました」など、優しい声をかけていただき心が温かくなりました。
離島医療の良いなと感じたことが、皆さん仲が良いところです。
おじぃおばぁと呼び合ったり、名前を聞くだけで○○に住んでる○○さんねと話が広がります。
こうやって仲良く助け合ってこられたのかと思うと、島民の方々が優しいのも納得できます。
このような経験をして、やっぱり理学療法士という仕事って良いなと改めて感じました。
これからも勉強を頑張って、患者さんから慕われるような理学療法士になりたいですね。
観光もしっかりしました。病院から借りた自転車であちこち出かけました。
僕は海が大好きなので実習先が奄美に決まったとたんに、休日は絶対に海に入ろうと意気込んでいましたが、海パンとサンダルを忘れてきたことに気づき諦めました。
入れないながらも楽しもうと地図で海を調べては片っ端から行きました。
また、海関係の趣味をみつけたいと思い、指導者の先生のサーフィンを見物に行きました。
昼休憩は近くの赤木名海岸に欠かさず行ってました。海も空も山も本当に綺麗で、時間を忘れて眺めていました。
次は入れるように準備を怠らずにしようと思います。
5週間という短い期間で実習を終えることになりましたが、恋しくて年に1回は訪れそうですね。
ここに来て色んな体験をさせていただいて、たくさんの人に出会えて本当に貴重な体験ができたと思います。
最後に笠利病院の職員の方々、患者さんの方々、5週間本当にお世話になりました!