笠利病院だより
奨学金制度で入職して
私は徳洲会から奨学金を借りて、今年から笠利病院で理学療法士として働いています。
奨学金制度を知ったきっかけは、大学3年生(理学療法学科)の時に同じ大学に通う友人に教えてもらったことです。
国などの奨学金とは違い、借りた年数働くと返済を全額免除されるというので経済的にすごく楽になると思い、すぐ家族にも相談しました。
ただ初めて奄美という地名を聞いた時は、どこにあるのか?何県なのか?何一つわかりませんでした。
笠利病院が奨学金生を随時募集していることや、海や山といった大自然があることを知り、見学に行ってみたい!という気持ちが高まり、躊躇する間もなく病院に連絡しました。
見学当日は飛行機で日帰りで行きましたが、病院スタッフの方が奄美の観光をして下さったり、系列の名瀬徳洲会病院へ見学に連れて行ってくださったりと、充実した時間を過ごしました。
そして、その日に就職を前提に奨学金の話を進めました。
よく、「なぜ奄美にしたの?」と聞かれます。私は学生時代まで実家暮らしだったため、就職したら一人暮らしをするぞ。と決めていました。一人暮らしを考えた時、都会よりも静かで自然が多い所が自分には合ってるかな、と思ったからです。
見学の際、生まれて初めて透き通った海を間近で見た時はホントに感動しました!この地で生活することを想像してワクワクしたのを覚えています。
現在は寮を借りて一人暮らしをしています。
寮を決める際は、病院側とメールや電話で連絡を取り合いながら進めていきました。
家具家電は一通り揃っており、職場までは歩いて5分程、車で1分の距離にあります。
仕事帰りには近くにあるAコープで買い物を済ませられるので便利です。
職場の雰囲気は、患者様もスタッフも和気あいあいとしていて、みんな家族のような関係です。島口はまだまだ分からないことが多いですが、患者様やスタッフの方々に教えてもらいながら、日々楽しく働いています。
プライベートでは応援に来られた徳洲会グループの職員の方と遊びに行ったり、ボディーボードという海のスポーツを始めて楽しんでいます。
働き始めてもうすぐ一年が経ちますが、ゆったりとした時間の中で自然に癒されたり、島の人の優しさに助けられながら、とても充実した日々を過ごしています。
最後に。地元を離れ縁あってここ奄美大島に住み、笠利病院に入職して本当に良かったと思います!