笠利病院だより

秋名集落行事に参加してきました

こんにちはface02 秋名・幾里集落が好きすぎて奄美に移住してきた栄養科Sです。

奄美にお住まいの方なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
そう、秋名のアラセツ行事「ショチョガマ」「平瀬マンカイ」です。

名前は聞いたことあってもどんな行事なのか知っている方、実際に見たことある方は少ない気がします。

今回は地域住民としてアラセツ行事に参加してきたのでリポートしようと思います!

「ショチョガマ」と「平瀬マンカイ」を簡単に説明すると山と海の神様を招いて来年の稲の豊作を祈る行事です。

琉球王国時代から400年以上続く祭事で国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

2つとも同じ日(旧暦8月最初の丙の日)に行われ、今年は9月25日でした(^^)

最初に9月10日に行われたショチョガマ作りの様子をお届けします!

4年ぶりということもあり過去最大の約130人のボランティアが秋名に!
更地のところから組み立て終わるまで今年は10時間かかりました。

地元の人から聞いた話では昔は3つ作っていたというから驚きです、、

男性がショチョガマを作っている間、女性は昼食用のおにぎりと豚汁、休憩用にかき氷を作りました!

次に祭り当日の様子です。
ショチョガマは早朝から始まります。

5:30ごろからお供え物の儀式が始まり、日が完全に昇る前に倒します。
上に登れるのは男性だけで唄の後「ヨラメラ」の掛け声とともに左右に揺らして徐々に倒していきます。今年は4回目で倒れました!

右側(南)に倒した方が豊作と言われているのでみんな「メラ」に力を入れて倒すそうです。

16:00ごろからは平瀬マンカイが始まります。
開始時間は知っていたのですが、そんなにすぐに始まらないだろうなあと16:15頃に行ったら終わってました笑。時間ぴったりに始まるなんて!!

なので2年前の写真を載せておきます。
(2年前は地域住民限定だったので人が少ないですが、今年は渋谷ハロウィン並みの大大大混雑でした、、)

踊りが終わると見物に来た方は帰ってしまうのですが、地域住民は浜でご飯を食べます。
集まりがあるたびに毎回思うのですが、みなさんお弁当のクオリティー高すぎませんか~?!笑

お弁当を食べ終わったら、、
最後に地域住民だけで8月踊りをして長い一日が終わります。

以上、簡単にですが秋名のアラセツ行事の紹介でした!
知れば知るほど奄美の伝統・文化・歴史は興味深いなあとつくづく思います。

興味のある方はぜひ来年秋名でお会いしましょう✨