リハビリテーション科
リハビリテーション科の紹介
リハビリテーション科は脳卒中や神経筋疾患などの病気や外傷による骨折などのケガにより、日常生活活動が困難となった方に対し、可能な限り元の生活に戻れるよう運動療法や物理療法等を用いて治療を行う診療科です。
スタッフは少数ですが、お互い協力しながら業務に取り組んでいます。
離島ならではの患者さんが知り合い同士のことが多いため、リハビリ室はいつも笑い声であふれ、賑やかでとても明るい雰囲気です。



各種、運動器具があります
入院リハビリについて
基本的には入院前の生活に戻って頂けるように介入します。
独居高齢者の場合は在宅生活が難しくなるケースもありますが、介護保険サービスを利用しながらできる限りご本人様・ご家族の希望が叶うように努めています。当院は療養型病院ですが在宅復帰率は80%近く、新規入院患者さんのほとんどがリハビリを受けています。
機能維持のリハビリより在宅に向けた回復期リハビリが中心となります。
外来リハビリについて
入院リハビリ以外にも、自宅から通ってリハビリを受けることができます。
整形外科やペインクリニックからの紹介も多く、五十肩、腰痛、変形性膝関節症、関節拘縮(関節の固まり)等のリハビリを行います。学生や仕事をされている方々の通院も受け付けています。

通所リハビリについて
通所リハビリでは、介護保険を利用してリハビリを受けることが可能です。
ケアマネージャーからの情報と本人の希望を聞いた上で、個人に合わせた内容でのリハビリプランを提供致します。ご高齢の方は会話が好きなので、介入の際は会話をしながら少しでも楽しい時間を過ごして頂けるように努めています。
スタッフ
理学療法士 4名(内1名は名瀬徳洲会病院より応援)
リハビリ助手 1名

理学療法科実習生受け入れ可
理学療法臨床実習指導者講習受講者1名
理学療法士とは
筋肉や関節、人の動作を変えることを専門としています。日常生活活動の向上はもとより、それ以外に生きがい、QOL(Quality of Life)にも目を向けている職業です。
スキルアップ
月に1回、神経内科医の高橋邦丕医師と抄読会を行い医学的知識の向上に努めています。抄読会とは、論文を読解して解説を交えながら討論を行う会です。
ARA(Amami Rehabilitation Alliance)のメンバーとして、毎年秋に開催されるARA講演会に参加しています。
その他にもスタッフ同士で定期的に短時間のミニ勉強会を行っています。
奄美大島島内の研修や東京・大阪などの都市部での研修会に参加しています。
近年は格安航空便(LCC)が飛ぶようになり、島外研修に参加しやすい環境になっています。
島内の研修機会も増えてきており、離島でも勉強できる環境が整ってきています。

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