笠利病院だより
職場紹介 ~栄養科~
今回は日頃、職員でもあまり知らない厨房内をご紹介します。
栄養科のスタッフは調理師5名、補助員4名、管理栄養士1名、栄養士1名、事務員1名のあわせて12名です。
一回の配膳は、入院患者、通所リハビリ、外来透析、職員食で多いときは約140食になります。いっときは時間との戦いで、厨房はまるで戦場のような慌ただしさです。
提供している食形態は軟菜、一口大、きざみ、細きざみ、ミキサーでそれぞれトロミ付きもあり盛り付け量もそれぞれ大盛、普通盛、1/2、1/3、極小盛があります。
主食はご飯、軟飯、全粥、ミキサー粥、更にマンナンひかりを使ったマンナンご飯があります。
食器は普通はメラミン食器ですが、持ちやすいようなマグカップやリハビリ食器に変えて患者様が少しでも自身で食べていただけるように対応しています。
入院患者様がはいられると管理栄養士が年齢、性別、身長、体重、活動量、病状等から必要栄養量を計算します。次に患者様の食べられる形態、量を看護師、介護士の情報から提供量を計算して過不足がないか調整します。
地元で人気の郷土食の鶏飯、麺類、カレー類、島の季節感のある野菜を取り入れ飽きがこないように心がけています。
こちらは温蔵と冷蔵の温度設定ができる配膳車。温かい物は温かく、冷たい物は冷たく食品衛生面からも安心です。
いろいろ苦労もありますが、美味しい食事で皆さんに満足して頂けることが、私達の喜びであり頑張る源です。