笠利病院だより

大ケガからの完全復帰

こんにちは。
通所リハビリスタッフのHです。

2022年10月、通所リハビリで共に働くIさんの休日での出来事。

車を運転して自宅に向かう途中、道を外れ、高さ10Mのヤブに転落するという大事故にあいました。

島内の病院へ救急搬送され、胸部、背中、首の多発性骨折という、大けがを負いました。

手術のため2日後に鹿児島県の病院へドクターヘリで転院となりました。

急な悲報に驚き、情報が入るたびにスタッフの心配が大きくなりました。後日、事故現場を見に行きましたが、とても生きていたのが信じられなかったです。


本人からの提供写真

無事に手術を終えリハビリを開始しましたが立つこともままならず、なんと背中にボルトが10本入ったそうです。

長い入院期間の中、このまま職場復帰は難しいかもしれない・・・など、マイナスな情報も入ってきました。

なんとか早く元気になってもらえるよう、他部署のスタッフと皆で寄せ書きや応援のメッセージなどを送りました。

そして三カ月の入院生活を終えて、自宅療養のため奄美に帰ってきました。

事故前の体系はぽっちゃりでしたが、体重も減りスマートな男になっていました。

生活するのがやっとの状態だったので地道にリハビリを積み重ねていました。

そして2023年2月、ついに念願の職場復帰を果たしました!
スタッフ、利用者様も喜んで下さり、とても感動した事を覚えています。

まずはデスクワークからスタートし、今では事故前と同じ業務をこなせるまで回復しました。復帰はできるのか、いつも心配していたので、本当に良かったです。

運転には十分気を付けて楽しい人生を送ってください。

スタッフI

初めは立つこともままならず、ケガがいつ治るのか、奄美にいつ戻れるのか心配ばかりしていましたが、思いの他、回復が早く安心しました。

入院中は通所の利用者さんの写真を送ってもらったり、よせ書きを見ることで元気が出ました。

お陰様で仕事もできるようになり、周りの励ましや、復帰してからあたたかく迎えてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

この経験を経て、「諦めないこと」が大切だと思いました。

たくさんの方にご心配をおかけしましが、元気になりました。

ありがとうございました!