笠利病院だより

奄美大島での初体験

こんにちは。リハビリ科のYです。
奄美に来て1年9か月が経ちました。
JICA派遣の目処が立たなくなった時、ふと「奄美に行ってみようかな。せっかくじゃ働いてみようかな。(ホームページ色々見て)笠利病院にしよう。」といった具合で奄美プチ移住を決めました。
奄美初上陸し、ホノホシ海岸で朝日を拝んで私の奄美生活が始まりました。

最初は国道58号線の美しさとハンダマの天ぷらの美味しさに感動でした。
そして、私病棟からの眺めがほんと好きなんです。「島にいるな~」といつもなんか贅沢な気持ちになります。

奄美に来てひょんな偶然が重なり、私は未知のスポーツ『カイトサーフィン』と『パラグライダー』に出会いました。
そして、カイトとパラの二刀流を目指して、時々サボりながらも練習に励んでいます。

奄美1年目、私は『カイトサーフィン』をスタート。出来たらカッコいいだろうな~って思いましたが、道のりは険しすぎました(笑)。
苦手要素満載(紫外線に弱い・風怖い・波怖い・バランス感覚乏しい)なのに、なぜやってみようと思ったのだろう?と考えた時もありました(笑)でも道具購入しちゃったし、引き下がれないと思いながら…。
最初はヘルメットつけて浜辺でひたすらカイト操作練習。やっと海に入ったと思ったら、ボード履けないし、立てないし、立っても前にダイブして海水ガブ飲みの連続…本当大変でした(笑)

この経験を通して、私患者さんの気持ちがよくわかるようになりました。
「頭ではわかっているのに体が動かない」という言葉。すごく共感!

カイトで1番学んだことは『継続は力なり』ということ。人は成長する生き物だと実感。ゼロからのスタートでも継続することで少しずつ滑ることが出来るようになりました(まだまだ修行中ですが)。全て周りのサポートあってのことです。
あんなに毎週末のように海に通ったのは人生で初めてでした!日焼け対策とお肌ケア必死にしたら逆に肌がきれいになったことにはびっくりしました(笑)

奄美2年目に突入する時、パラグライダーも始めました。高所恐怖症なのに。
カイトを教えてくれる方がパラグライダーのインストラクターだったんです。

「2つの海が見える丘」ご存知ですか?あそこから飛ぶ日がくるなんて、奄美に来た当初は思いもしませんでした(標高100M)。パラグライダーも修行も連続(笑)。
高い所から初めて一人で飛ぶ時は本当ドキドキしました。高い所はドキドキしながらも、今までなら見る事の出来ない景色を見ることができるので、それは不思議な気分です。

奄美生活振り返り、この経験は本当財産だなと思います。
色々な経験を積むことで、たくさんの学びと喜びがあります。
人の可能性の素晴らしさ・継続の大事さ・判断力・柔軟な考え方など。

なんでもチャレンジって大事ですね。あの時「奄美に行こう」と閃き、ホームページを見て、「笠利病院で働いてみたい」と感じて行動して本当良かったな!と思います。
笠利病院に来なかったら今はないと思うと、直感や『なんとなく気になる~』を信じて行動するって大事だなって改めて思いました!!