笠利病院だより

BLS(一次救命処置)講習会

看護師長のYです。

新型コロナの感染状況も落ち着き、平和な日々が戻りつつありますね。

笠利病院では、久しぶりに集合研修を行いました。

1月から新しい入職者も増えたので、全職員対象にBLS研修をしました。

当日は、38名の参加者がありました。

笠利消防署より5名の職員を講師として迎え、3グループに分かれて研修をしました。

「人が突然倒れていたらどう対応するか?」をテーマに、声かけ、救助要請、心マッサージ施行、AEDの使い方、人工呼吸のやり方、アンビューバック(マスクを使い他動的に換気を行う医療機器)の使い方を学びました。

マスクを固定し、アンビューバッグを押すのは難しいですが、練習しみんな上手になっていました。1人で難しい時は、1人がマスク固定、1人がアンビューバッグ押すのもありです。
最後に、誤嚥(飲食物が気管に入ってしまうこと)時の対応のハイムリック法(上腹部圧迫法)についても学びました。誤嚥の対応時に、役立てていきたいです。

研修を受けた職員からの感想
「改めて救命処置の大切さと大変さが身に染みた。
実際そのような状況に直面すると、焦りパニックになると思うが今回学んだことを
思い出し対応したい。また機会があれば研修をうけてみたい」